熊本は天草崎津の「崎津天主堂」すぐそばの　観光遊覧船　「颯月丸（さつきまる）」の日々　

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こんにちは！天草崎津の遊覧船　颯月丸（さつきまる）です

今日は、天草地方　「大雨警報」　発令中です。

今日は崎津集落　「トウヤ・カケ」をご紹介いたします。

いずれも国の文化庁が選定している「国選定　文化的重要漁村景観」として
平成２３年　指定されています。
熊本県では　他には　「甲佐町」の棚田の２点だけです。

[トウヤ]







昔は、対岸がバスの終点で　船で往来をするため　少しでも　
自家の近くにと　隣家同士がお互い　土地を半分ずつ出し合って　
最小限の　通り道を作ったとされています。
縦横　４０数本あるとも言われています。（私は数えてはいません）
その為に　崎津の家では少しでも間隔を稼ぐためか　塀（へい）が
殆どの家でありません。

「カケ]




現在１９基　残っていて現在も　船の乗り降り　等と活用されている


旧　「岩下家」のカケ　元　網元で渡海船の乗降場としても活躍していたものを
NPO法人が再現したもので　昔の工法で作られている




ここは　本来の姿で　「シュロの木で築かれている　理由はシュロの木が
海水に強いからです。これ以外は足組は全部　鉄骨で作られています

この「カケ」は、崎津の独特の地形からできております。即ち
崎津集落のすぐ裏がずっと山で　目の前は海　　空いている土地が
とても少なくて　海に張り出して　「作業場」を作るしか　無かったからです。